我が家の施主支給品として一番高価な物は床材です。当初アーキテクトビルダーさんからの床材提案は杉材や米松でしたが最終的には各階別々の床材になりました3階は米松2階はナラ材そして1階は施主支給品の赤松です。
実は以前から自分の家を建てる時はこの床材という思いがありました。普通は建築するならこの会社だと思うのですが私の場合は床材でした。建築会社さんの展示場や見学会に何度と参加しましたが、ウレタン塗装の床材 無垢の床材 フローリングの床と様々です。そのどれよりも私が採用を考えている床材はキズが付きやすくメンテも大変です。しかし経年変化により木肌が飴色に変わり愛着がでてくるはずです。
子供が茶碗やオモチャを落として凹んだ床も何年後かに良い思い出として残る。こんな素晴らしい体験が出来るのは、この床材だからでしょうね。
ちなみに1坪の単価は木種により異なりますが1坪/30,000円程です 高いのか安いのか?アーキテクトビルダーさんとお話しした限りですが無塗装の床材を仕入れて現場で塗装まですると、どっこいどっこいだそうです。手間は建物工事に含まれているので明細には出ませんけど、塗装済みで1坪/30,000円なら安いかもしれないとのこと
通常は四季工房さんで建築する家やリフォームされる方向けの床材ですが、実は床材だけ注文することができるのです。その注文方法は「ファニチャー木ごころ」へお問い合わせください。
私の持論ですが、床材は無垢が優れていると思っています。それは経年変化により痛む一方のフローリング材とは異なり、無垢は痛むのではなく、深くなると表現させて下さい。無垢はキズが付いても削れば新しい木肌が現れますが、フローリング材は貼り直すほかないのです。そんな点からも優れているし、フローリング材なんて10-20年経過すればボロボロ。でも無垢は100年持ちますよ。一般的な住宅は50年も経たずに建て替えや取り壊して廃棄されてしまいます。100年なんて意味ないよと思う方もいると思いますが、家族の変化に合わせてリフォームなどを行いながら上手に付き合えば100年どころか200年だって持つと私は思っています。時代に逆行しているかもしれませんけどね。でも諸外国では古さ=価値がないではなく、古い=価値があるという不動産評価 日本の状況は逆ですね。いつから逆になったのか?
で床材ですが 注文書を取り交わして指定口座に振り込み 後は納品を待つばかりです。
四季工房について
エアパス工法という壁の通気層を設ける事で夏涼しく冬暖かい家を作る会社さんです。
家は抜群に良いのですが、トップの思想や考え方に左右される事が多いのでお任せが好きな方は良いと思います。私は金額的な要因から建築はしませんでしたが、私の場合は注文が多いので四季工房さんでは出来なかったと思います。
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