敷地の形状は南北に長い長方形です
間取りはいろいろな要因で変化すると思います。過去の経験からもっとも多い要望は子供部屋の数です。子供が1人でも将来的にはもう1人と考えると子供部屋は2つもしくは1つと夫婦の考えが反映されます。
このように家族構成で間取りは変わるのですが、間取りの設計(建築時)に子供が1人でも増えることを考慮しなければいけないが、ただ上手い事そうはならない。だから変化に対応できる間取りにしておく必要があると考えています。
例えば、吹き抜け 構造の梁のあり・無しでも将来的な使い道が異なる。梁があれば支えになって床板を張れば、もう一部屋設けることができる。しかし梁が無ければ直接床板を張る事が出来ないので大規模なリフォームが必要となる。
子供部屋も同じようなことが言えます。個室を二つ作っても子供が1人であれば1部屋は無駄になりドア付きの納戸になるが、適度な仕切り(移動家具)で二部屋にも一部屋にも化ける間取りなら子供が増えても、子供が巣立っても利用用途は広がる。子供が自宅にいる期間って短かったりしますよね。私の場合は20歳まででした。
次にリビングダイニングですが、例えば戸建てとマンションでは違いますけど、折込チラシを想像して下さい。
上は一般的なマンションの間取りです。このような間取りって戸建てでも言えますよね。多くの建売でも同じような間取りになっていると思いませんか?悪いとは言いませんが家族4人で暮らせる間取りとなると似てきますよね。
では、どんな間取りが理想なのか?私がですよ 人それぞれなので考え方によって変わりますので、参考程度に
上の間取りを見てください。廊下(通路)が少なくリビング ダイニングそして畳の間が繋がり、キッチンから全てを見渡せますよね。理想的ではないでしょうか?加えてリビングに階段があり平面図からは分かりにくいですが、階段が吹き抜けのようになりますね。下の2Fの間取りを見るとリビング部の上は吹き抜けです。まるで橋のような階段ホールになるのです。
2Fは子供部屋が2つ有りますが、完全に仕切られいません。ここが家族の変化に柔軟に対応できる。参考にさせていただいた建築屋さんです。それから吹き抜け部は見た目だけではなく構造の梁がありますので子供がもう1人生まれても床板を張れば一部屋出来ちゃいますよね。
総じて言えるのは個室を極力作らない 通路も居室へ取り込む 将来の家族変化にも対応できる 建具や収納で適度に仕切れ用途は広がる。
このような間取りを是非取り入れたと思う。
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