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プロポーションが良い戸建とは?機能性・合理性・耐久性を兼ね備える佇まいを一考すると

毎週末の楽しみは家の建築状況ですが最近は目に見えての変化が無くなってきました。それは工期の後半になり細かな部分の調整など大ききな変化がない箇所の工事が多くなるからだと思っています。

我が家のプロポーションについて

3階建なので建物のプロポーションが縦長になるため、不格好になるのではと心配しておりました。斜め方向型の角度だとこんな感じです。個人的には陸屋根も嫌いではないのですが軒が出ている家の方が好きなので、結果的に軒の出がプロポーションを良くしていると思います。正面は長方形の箱を置いた感です。

白壁の家ではございません。外壁を貼っていないので調湿シート剥き出しで近所の方に白壁の家と言われているらしいのですが、この後でダーク系の外壁を貼ったらどうなるのか?楽しみです。

機能性・合理性・耐久性について

日本の気候は四季があり日本の家は夏の高温多湿に重きを置き作られていた。それは夏の高い位置からの太陽光を軒を出す事で遮る。壁は土壁で隙間風が通り南北東西に開口がある事で風通しの良い家になる。とても機能的で合理性な考えですね。でも夏は良いけど 冬は?古い家は夏に訪れると軒下の縁側は風が通り北側の部屋は日陰で涼しいけど、冬は隙間から冷蔵庫よりも冷えた冷気が入り込む現代人には暮らせないような環境だったんだろうと思います。田舎の婆ちゃんの家はとにかく寒かった。

現代の住宅は夏も冬も快適に暮らせるのか?空調機器や断熱材が高性能になり数十年前の住宅と比べると雲泥の差があると思う。実家は40年前に新築した住宅メーカーの建物ですが、夏は暑く冬は寒い 。最近の住宅は夏の暑さや冬の寒さを空調で調節し快適に暮らせるようにしていると思う。そして空調の使用料を抑えるために気密性と断熱性を重視する。そのため、とても快適である。

しかし閉塞感があり以前は無かった問題も多くなっている。結露 古い家は結露しない と言い切れませんが現代住宅よりは結露しないのではないでしょうか。結露は温度差により発生するけど古い家は外気と内気の差があまり無かったけど、現代住宅は外気温が0度でも室内は20度以上あり外気と内気が接するサッシにはビッシリ結露した水滴がある。では我が家はどうした?

我が家は前提として

気密性を高め、断熱材は厚めに 断熱サッシはワンランク上げて結露しにくい物にした。そして軒を可能な限り出すことにした最近では軒が無い住宅ばかりで陸屋根のシンプルな外観が好まれているように思う。私も嫌いではないけど、機能的?なのかは疑問です。軒の出は夏の高い日差しを遮り冬は低い位置からの日差しを室内に取り入れることができる南側の吹き抜けも日差しを建物の奥まで届けてくれるはず、そして通風 南北東西に窓を設けて積極的に自然風を取り入れ空調機器に極力頼らない環境を準備した。

話は戻りますが建物のプロポーションは個人的な感性や環境により変わるので一概に言えませんが、機能や合理的を考える古来からの日本建築の知恵が素晴らしいと気がつくはずです。京都の神社仏閣の建物に軒が出ていない建物があるでしょうか?軒は日差しだけではなく雨風も建物に直接当たらないようにする工夫です。雨により濡れは外壁が乾燥し風化して朽ちるのを防ぎます。雨仕舞いが良い家の外壁は白壁でも長く白さを保ちますが、不十分だと数年で雨だれの線が目立つ家になったりしている。

プロポーションのお話をして片流れ屋根や大屋根 陸屋根が良いですという話にはならず、日本の建物が気候風土に適したものである事、あるべき形が結果としてプロポーションの良い家になっているのだろうと思う。