初期コスト安い暖かい住宅なら「床下エアコン」!!設置する前に知っておきたいポイント!

住宅の暖房を考えたときエアコン・FF式ファンヒーター・ストーブ・薪ストーブ・床暖房など多くの方法がありますが一長一短あり万能な暖房はありませんよね。これまで私は贅沢にも「薪ストーブ」が一番いいと思い込んでいました。しかし薪の調達コストや燃費を考えれば省エネとは言えません。もちろん趣味でと考えれば薪ストーブもありだと思いますよ。炎がユラユラと燃える様は心を癒してくれますからね。

今回の話題は「床下エアコン」についてです。
皆さんが床下エアコンと聞いて思うのはどんなイメージでしょうか?では全館空調はどうでしょうか?全館空調にも種類がいろいろあるので例として紹介すると簡易的な物としては断熱材で覆ったボックス(個室)にエアコンを入れてボックスにいくつものファンが取り付けられファンから各居室にダクトが伸びてエアコンで暖められた空気や冷やされた空気がファンの力で各居室に送られる仕組みです。高価な方は専用の熱交換の機能も備えた空調機が設置されていたりします。簡易~高級まで100~200万円程度のオプションとなっていることが多いです。標準仕様として提供している建築屋さんもあるみたいです。

床下エアコンはどんな仕組みなのか?

ごく普通のルームエアコンを床下に設置し、基礎内を空気が循環し各居室へ空気を送り込むのだ。空気は暖められると上へ冷たい空気は下へ流れる。これは自然の摂理なので皆さんもご存知だと思います。床にガラリ(通気口)を設けることで床下と基礎の空間で暖められた空気が上昇し居室内へ流れる。この床下エアコンの特徴としては初期コストが安いことにある。

初期導入コストは?

エアコン・エアコン設置工事・電気配線・サーキュレータ・床に埋め込むガラリが必要となる。エアコンの出力にもよるが初期導入は50万円以下で可能である。特別な物は使わずに汎用品というか既製品でOKという点がある。基礎部分への通気が難しいような形状であればダクトとファンをそれぞれに取り付ければいい。ポイントは基礎断熱で基礎の下にも断熱をすることがオススメで基礎のコンクリートも蓄熱として活用し暖められたコンクリートは熱が徐々に放出されていくのです。

ネットでも床下エアコンを設置した方のブログや工務店さんなどの施工例などが公開されているので参考にしたい。基本的にはエアコンを床下で動かすだけと考えていいようですが、厳密には室内の空気を吸気して吹き出し口は床下へが正しい 室内の空気を吸気し床下へ吹き出せは自然と空気が居室内と床下で循環することになる。この空気の動きが寒い北側の部屋や水回りも温度差の少ない環境を作り出す。

大きな空間(吹き抜け)を設けると寒いと言われることがありますが、床下エアコンを導入するなら吹き抜けは設けた方が良い。それは間取りを工夫すれば南側の吹き抜け部にあるガラリ(床の通気口)から暖かい空気が上昇し2階で空気の温度が冷たい北側へ空気が流れ北側の階段から冷たい空気が一階へ この空気の流れ(循環)が起きて床下エアコンにとっては好条件となる。

参考になったのは

Iekoubou.net

どうですか?

試したくなりませんか?

まぁ失敗はあるかもしれないけど初期導入コストが50万円以下なら、怖くないですよ。失敗してもエアコンを壁付けに切り替えて使えばいいし、床下は基礎断熱したおかげで冷気の侵入を防げる。と考えれば気持ちも楽です。

本日は床下エアコンの設置について書かせていただきました。

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