今日は床材について私がこれまでに見て触ったりした経験から床材は無垢の床が良いのか?それとも合板の床が良いのか?ちょっとだけお話しさせていただきます。
合板と無垢の違いは?
合板とはエンジニアリングウッドだと考えています。木質(木)の材料を成形し床板のように加工した物そして無垢は樹木を伐採し乾燥させ製材で床に加工された物と私は考えている。
合板の床板の特徴
加工する際に圧力やボンドを利用し耐久性を高め耐摩耗性にも優れており、学校の床などに採用されているが、定期的にワックス等で座面をメンテナンスする必要がある。
無垢の床板の特徴
木から切り出されたままで製材された床板です。経年変化があり色も変わります 木の種類によって特徴が異なり反りや乾燥により収縮する事があります。メンテは基本的には水拭きか乾拭き
自宅に適しているのは?どっちでしょうね?
私は無垢材の床をオススメします
理由としては、自然に近いからです。ただそれだけ?いいえ違います。経年変化は白ぽかった床が年数を重ねる事で艶が出たりするのです。松であれば飴色になります。ただ無垢材にも色々あるので初めから色が付いていたりするので一概には言えませんが私が無垢と言うのは製材され乾燥を加え適度に加工された床材です。
木は節があるもので床材にすると目のように黒かったり赤黒かったりしますね。それも無垢材の良さです。
合板は節などありませんので、床の表情は変化がない完成されたものになりますが、家は住む事で徐々に本当の意味で家になるのだと思います。無垢材の床材であれば家族の成長とともに変化していくのです。
季節による変化もあります。
乾燥する季節は床板が反ったり隙間ができたりするので埃が隙間に入ることもあるでしょう そして無垢はキズはつきやすい 硬いものや鋭角な物を落とせば凹んだりするでしょうね。メンテナンスに関わることですので無垢材の床が凹んだら、どうすれば良いのでしょうか?
合板は強度や弾力があるので傷がつきにくいのでメンテは楽ですが無垢材の床が凹んでしまったら水を含ませたタオルや雑巾を凹んだ床面に置きしばらく放置します。そして上からアイロンを当ててあげます。すると凹んだら床面が戻ってきます。不思議ですよね でも本物の無垢材なら凹みが完全ではありませんが目立たなくなるんです。
それから合板の床は定期的にワックスをかければ艶が出ますが無垢材の床は人間の足裏のワックスがあるのでワックスがけは不要です。冗談のような本当のお話です。古〜い板の間の家は床が黒光りしているのは汚れではなく囲炉裏の煙や足の汗や油など床が磨かれて黒光りしているのです。でも気になる汚れや艶が欲しい時は天然系ワックスで磨けば無垢材も合板のようにツルツルになります。
人それぞれなので強制はしませんが、私は絶対に無垢の床がオススメです。
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